「ランドクルーザー」としての事実上の
初代モデル。

軍用車然としたBJ型と比べて乗用車化したデザインとなり,これは後年の40系にも部分的に引き継がれている。

ボディーのバリエーションはソフトトップ、ハードトップと、ピックアップ、バン、消防用シャーシとされ、 1959年(モデル末期)、ランクル初の本格ステーションワゴンが追加。形式は、20番台はすでに全て使い切られていたため、30番台でロングホールベースを表すFJ35Vとされた。
国家警察用のパトロールカーをはじめ、ラインナップの約半数が2輪駆動であることも20系の特徴である。

エンジンは、従来からの水冷直列6気筒3,386ccOHVのB型と、水冷直列6気筒OHV3,870ccのF型ガソリンエンジンが搭載。

F型エンジンのスペックは、最高出力が120~135HP/3,200rpmで、最大トルクが28,0~30.0kgm/2,000rpm
本格的な輸出は、20系ランドクルーザーから行われている。
ランクル20系の輸出では、ジープの本場であるアメリカで評判が高く、1959年にロングホイールベースの4ドアワゴンが登場した際、搭載されたのがF型のエンジンで、型式はFJ35Vとなり実質的な30系となっている。
40系へのモデルチェンジまで一年を切ったこの時期に投入されたFJ35Vは、40系の初代にあたるFJ45Vの前倒し生産とも言われれおり、日本国外の旺盛な需要の前に、逼迫した当時の状況が現れている。

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